物理のかぎしっぽブログ

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物理のかぎプロジェクトのメンバーによるブログです.ちょっとした科学ネタ,近況報告やプロジェクトに関するニュースなどを随時提供します.
エネルギー問題を考えるゲーム
Energyville は「街にエネルギーを供給する」というミッションを通じ、エネルギー問題への意識を高めるオンラインゲームです。開発はThe Economist Group(英国出版社)とCheveron(米石油大手)。



まず、街に発電施設を設置して電力を供給します。設置可能な発電施設は「バイオマス」「石炭」「水力」「天然ガス」「原子力」「石油」太陽光」「風力」など。それぞれの発電の特徴もみることができます。



最終的に2030年での「経済」「環境」「安全」が評価され、ポイントに換算されます。エネルギーと環境について学びたいときには、このゲームで一度遊んでみると良いかもしれません。(英語版のみですが、なんとなく遊べます。)

| エネルギー | 23:07 | comments(106) | -
排熱回収スターリングエンジン
走ったばかりの車から降りて、エンジン部分に近づくと熱気がたちこめています。エンジンは動かすと熱くなるからです。走行中はもっと熱くなってしまうので、冷却しながら走っています。言い換えると、大気中に熱をもらしているのです。もったいないですね。

この「排熱」を活用するため、船舶ディーゼルエンジンとスターリングエンジンを組み合わせたシステムが海上技術安全研究所らによって開発されました。

船舶用低温排熱回収システムの開発


航行中の排熱をスターリングエンジンで発電し充電、停泊時の船内電力として利用するシステムです。船舶のエンジン排気ガスは約400℃で、従来このように(発電用熱源として)低温で実用的に動作するスターリングエンジンはありませんでした。

このシステムは、今後実証試験を行うようです。上手く実用化できれば、もっと効率よく資源を使うことができますね!
| エネルギー | 00:38 | comments(0) | -
ペルセウス座流星群


毎年8月半ばになると、ペルセウス座を中心としてたくさんの流れ星を見ることができます。ペルセウス座流星群と呼ばれるこの現象、地球がダスト帯に突入することが原因です。日本国内での極大時期は8月13日の夜から14日明け方にかけてなどと予想されています。今回は月明かりの邪魔もなく、かなり観測条件がよさそうなので、13日の夜はちょっと夜更かしして東の空を見上げはいかがですか。
| 天文学 | 23:23 | comments(0) | -
数学なぞなぞ
つぎの問題、解けますか?(注:なぞなぞです)



2007.06.16追記: 答え
| 雑文 | 02:18 | comments(11) | -
磁北線
山登りをするとき、大抵は地図を持っていきます。地図といってもいろいろあるのですが、国土地理院の発行している「2万5千分の1地形図」は中でも人気の高い地図です。



地形図の右端に書いてある注意書きを良く見ると、「磁針方位は西偏約7°0′」などと書いてあります。これは、「地形図の北に対し、方位磁針が指す北は西に7°0′ほどずれています」という意味です。ですから、道なき道を登山するときなど、正確に方位を知る必要がある場合は、あらかじめ地図に西偏に合わせた(たとえば7°傾いた)線を引いておき、それを基準にコンパスを使います。

地形図の北は北極に合わせてあります。また、磁針が北を指すのは地球全体に磁場があるからです。すなわち、「地形図の北」と「磁針と指す北」が一致しないということは、磁場のS極は北極にあるのではないことを表しています。

まあ、磁場がちょうど北極と一致している理由もないので、考えてみたら当り前かもしれません。そもそもなぜ磁場があるのでしょう。このような疑問に取り組んでいる MHDダイナモ という考え方があるので、気になる方は調べてみると面白いと思います。
| 身近に潜む物理学 | 22:00 | comments(3) | -
地熱バイナリー発電
通常、地熱発電は200〜300℃の地熱を利用して蒸気を発生させ、その蒸気でタービンを回すことで電気を起こしています。しかし、200〜300℃という高温を得るためには、穴を深く掘るなどの労力が必要になるので結構大変です。

そこで、もう少し低めの150〜200℃という熱源を利用した発電方式「地熱バイナリー発電」が注目されています。

バイナリー発電とは、作動媒体として水よりも沸点のものを用いる方式です。たとえば作動媒体としてペンタン(C5H12)が用いられます。ペンタンの沸点は36℃であるため、水に比べて熱源の温度が低くても発電できるという利点があります。

日本では、大分県の 八丁原(はっちょうばる)発電所 で地熱バイナリー発電が採用されています。このような技術を活用して、地下で息づいている地球のエネルギーをもっと有効に利用できるといいですね。
| エネルギー | 00:06 | comments(0) | -
数式処理システムMaxima
勉強や研究をしているとき「数式の計算がどうも苦手」、「なんとか答えはでたけど、計算に自身がないので確認したい」ということはありませんか? 式変形による計算(多項式の展開とか不定積分とか)をコンピュータ上で行えれば便利です。できればフリーソフトで。

そんなワガママをかなえてくれるのが 数式処理システム Maxima です。

maximaスクリーンショット on Ubuntu

Windows、Mac OS、Linux等の様々なOSで動きます(上の図はUbuntu Linux上でwxMaximaを動かしたもの)。たとえば 1/x を x で積分するには

integrate(1/x,x);

と入力します。すると

log(x)

という答えが返ってきます。式の計算の他にもグラフ描画等の優れた機能があります。ネット上で公開されている文献(数式処理システムMaximaで楽をしようMaxima 入門ノート 等)を参照してMaximaを活用し、物理や数学の勉強に役立てましょう。
| コンピュータ | 00:54 | comments(0) | -
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